勝負の結果を聞かない間は、言いようもなく他人事ながら心配ではらはらしておりましたが、 いみじき高名し たりと なむ、心ばかりは覚え 侍り し。
もっと* 無名草子 紫式部 紫式部~無名草子~ 源氏物語の成立と、紫式部の名前の由来について書きながら、紫式部を絶賛している。 同じ所に住む人の、かたみに恥ぢかはし、いささかのひまなく用意したりと思ふが、つひに見えぬこそかたけれ。 』などと書き表されてございます。 」(第二百十一段)とある。
もっと」 とて、その ついでに、「わが歌の中には、 序(ついで)=名詞、おり、機会。 「まし」は反実仮想の助動詞。 全体の大意 手紙は素晴らしいものである。 この白河の関は。
もっとに=完了の助動詞「ぬ」の連用形、接続は連用形 けり=過去の助動詞「けり」の終止形、接続は連用形 (歌合せに敗れた場合の)後の責任をあなたに負わせ申し上げるでしょう。 言葉の受け手(聞き手)である頼政を敬っている。
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